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聖書の由来はビブロス?

ビブロス(Byblos)は、レバノンの首都、ベイルートの北36kmに位置する地中海沿岸にある都市で、 現在はジュベイル(Jbeil)と呼ばれている。

ビブロスは、古代フェニキア人の発祥の都市として栄えた。アルファベットの元になったフェニキア文字もこの地で生まれたため、 アルファベット発祥の地と言われることもある。

紀元前3000年頃から、フェニキア人が居住し始めたと言われ、世界でも最も歴史の古い都市国家が存在していたことは有名で、 その遺跡群はユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。


byblos1.jpg(20608 byte)  聖ヨハネ洗礼教会

byblos2.jpg(22332 byte)  ローマ劇場



ビブロスの東、レバノン山脈に自生するレバノン杉をフェニキア人は伐採し、この木材から船を作り、杉から取れる油をエジプトへ輸出、 地中海貿易の主役へと躍り出た。

後に、ローマ帝国の支配下に入り、12世紀には、十字軍を迎え撃つ要塞と化した。

その後は、ベイルートなどに交易の拠点の地位を奪われ、街は活気を失っていった。


今日、世界中で使われている聖書「バイブル」という呼び名は、ここビブロスから来ているとも言われる。
「ビブロス」はギリシャ人がつけた呼び名で、「パピルス」すなわち書物を意味する。 これは、エジプトのパピルスがこの都市を経由してギリシャに輸入されていたからである。


なお、ビブロスで発掘された出土品のほとんどは、ベイルートの国立博物館に移されている。






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